質問:ハンドスピード上げるにはなにをすればいいですか?
答え:
1.息
試合中にパンチが流れたりスピードが落ちてくると、「息を合わせて!」と言う応援やアドバイスをしますが、この息が大事です。口を結んで鼻で息をはくのが理想ですが、「シッ!」と短く切ります。息をはく時間が長いとパンチのスピードも落ちます。単発の場合は「シッ!」と言う瞬時に、打って元のフォームに戻すまでが実行されなければなりません。
2.ステップ
同時に足のステップも大事でその息のスピードで早く行います。
3.手首と当てる瞬間の拳の握り
当てる瞬間の手首のひねりと拳の握りをしっかりとすれば切れが出て、スピード感が増します。ハンドグリップを両手に持ち、当てる瞬間にぐっと握るシャドーがお勧めです。
試合のときよりも重たいグローブをつけてのシャドーも良いです。
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4.ロープ(なわとび)
鍛える筋肉ですが、トマス・ハーンズがその典型と言えますが背中のヒットマッスルを鍛えて下さい。一番手っ取り早いのがロープです。両脇をしっかりボディにつけて絶対離さずに手首を回す事だけに集中してロープを飛び続けると、背中のヒットマッスルが刺激されてだるくなってくるのが分かります。ロープはヒットマッスル、手首、握力を鍛える一番ボクサーに向いたトレーニングです。

5.ヒットマッスルを意識してのシャドー
特にストレートを打つときに、ヒットマッスルからパンチが出ていることを意識して打ってください。バシッとパンチが伸び切ったときに、ヒットマッスルにビーンと言う刺激が生じます。シャドーする事によってスピードとパンチ力に必要な筋肉が鍛えられます。
6.鏡の前のシャドー
鏡を見ながらスピードのあるパンチを打つ。次はもっと速いパンチを打つ。その次は更に速いパンチを打とうとする。その自分に対する要求の高さが必要です。