協栄ジムが新大久保の明治通り近くに有った頃、よく大学生を連れてスパーリングの出稽古に行った。
当時はロシアの選手が活躍していて、ユーリ・アルバチャコフやグッシー・ナザロフが世界チャンピォンだったと思う。
協栄ジムの壁にはユーリがストレートを打っている写真が貼られていた。
シャドーボクシングでコークスクリューストレートを打っている拳の先がアップで写っている。
ひねり過ぎて拳の小指部分が斜め上天井方向に向いている。
その写真をじっと見つめている私に、大竹トレーナーが話しかけて来た。
この間違いとも言えるひねり過ぎコークスクリュー写真を貼った訳は、「世界チャンピォンでさえ練習で1発1発を無駄にせず、ひねらなければ!勝たなければ!と強く意識して練習している。その結果がこのひねり過ぎ写真に現れているわけで、練習する選手達にはユーリのその強い思いを学んでほしい」とのこと。
私は、写真1枚に込められた選手の思いと指導者の思いに感動した。
トクさんが監督をつとめる
「チームトクボクシング教室」について
選手を経て高校、大学のボクシング部監督、現在社会人チームの監督をしている。
小学生から一般、プロボクサー、総合格闘家の著名選手達、キックボクサー等もボクシング指導して来た。
今の自分は、私が若かった頃身近に本当に欲しかった存在である。
あの頃(ボクシングの現役時代)に今の自分のような手取り足取り教えてくれる熟練者がそばで指導してくれていれば、自分はもっとボクシングで大成出来たことだろう。
現在、最速最短で強くなれる指導に自信が有り、重点を置いています。
この機会にまずは「基本通りのボクシング」、「教科書のようなボクシング」と呼ばれるボクシングを身につけて下さい。
教科書通りのボクシング、裏ワザ、何でもウェルカムです。希望者には時間作って個人指導もします。
著者のトクさんについて
渓流釣りとアウトドア、ボクシングが趣味な十条にある焼肉店の店長。

東京朝鮮高校ボクシング部の第一期主将を務め、大学卒業後東京朝鮮高校ボクシング部の監督として活動。
その後、親が経営していた「焼肉 金剛山」を継ぐ。2002年に十条に「焼肉ピュアティ」を開店。2011年に移転し十条で「焼肉いつものところ」の店長として現在活動中。また、自身が立ち上げたチームトクボクシング教室でコーチとして指導を行っており、月に数回練習会も実施している。
「焼肉いつものところ」について

日テレ「ヒルナンデス」や「ABChanZoo」「火曜サプライズ」にも出演した、焼肉とお酒が楽しめる呑み処。十条で10年目。佐賀県伊万里牛を扱う、焼肉と韓国家庭料理のお店。
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