長年指導する中で、リードパンチが一気に上手くなる練習が有る。「勝ち抜き1本リードスパー」である。
安全面を考えて、体重の軽いグループと重いグループに分ける。
順番を決めてリードだけのスパーリングを行う。
空手のようにヒットしたら1本勝ちとなり、負けた選手はリングから退場して次の順番の選手が勝ち抜いた選手と対戦する。
1本を見定めるレフェリー役が必ずいなければならない。リードパンチが強い選手もいるのでヘッドギア、マウスピース、ノーファルカップは必ず装着して行う。
瞬時に終わる勝負も有れば10分以上勝負がつかない場合もある。たった1発のヒットで決まるので、ディフェンスやガードが急速に上達する。勝ち抜いた自信や負けた悔しさで当てる為の工夫をするようになる。ストレート、フック、アッパーをおりまぜたり、ノーモーションやフェイント、顔からボディ、ボディから顔等・・・。
リードパンチのみと言えども、サウスポーやアウトボクサー、ファイター等次々に違う相手と戦うので、良い練習になる。

トクさんが監督をつとめる
「チームトクボクシング教室」について
選手を経て高校、大学のボクシング部監督、現在社会人チームの監督をしている。
小学生から一般、プロボクサー、総合格闘家の著名選手達、キックボクサー等もボクシング指導して来た。
今の自分は、私が若かった頃身近に本当に欲しかった存在である。
あの頃(ボクシングの現役時代)に今の自分のような手取り足取り教えてくれる熟練者がそばで指導してくれていれば、自分はもっとボクシングで大成出来たことだろう。
現在、最速最短で強くなれる指導に自信が有り、重点を置いています。
この機会にまずは「基本通りのボクシング」、「教科書のようなボクシング」と呼ばれるボクシングを身につけて下さい。
教科書通りのボクシング、裏ワザ、何でもウェルカムです。希望者には時間作って個人指導もします。
著者のトクさんについて
渓流釣りとアウトドア、ボクシングが趣味な十条にある焼肉店の店長。

東京朝鮮高校ボクシング部の第一期主将を務め、大学卒業後東京朝鮮高校ボクシング部の監督として活動。
その後、親が経営していた「焼肉 金剛山」を継ぐ。2002年に十条に「焼肉ピュアティ」を開店。2011年に移転し十条で「焼肉いつものところ」の店長として現在活動中。また、自身が立ち上げたチームトクボクシング教室でコーチとして指導を行っており、月に数回練習会も実施している。
「焼肉いつものところ」について

日テレ「ヒルナンデス」や「ABChanZoo」「火曜サプライズ」にも出演した、焼肉とお酒が楽しめる呑み処。十条で10年目。佐賀県伊万里牛を扱う、焼肉と韓国家庭料理のお店。
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