9月後半はは20,21,22,26と練習して来ました。10/4(日)第339回ボクシング練習会はイベントが中止になりましたので通常通り行います。
スパーリング大会で勝つ為に 「ロープに詰める」練習をします。
高校生で一般の全日本選手権にも出場して活躍し、後に中央大学でポイントゲッターとして活躍した母校のボクシング部後輩は、試合中相手をロープに詰めて連打する事しか考えていないと言い切った。
ロープを背にしているうちはまだ良いが、完全に寄りかかってしまうと何も出来なくなる。押し込まれてバランスが完全に崩れた体制からは手打ちのパンチしか返せない。相手の進む勢いとこちらの後が無い状態は見た目以上に不利である。
学生時代私が苦手とする後輩がいた。私が攻めて行くと長いリーチと足を使って倍返しされる。その後輩を私の同級生がいとも簡単にロープに追い詰めて連打でスタンディングダウンを取るスパーを観て、悟るものが有った。
同じ土俵で技の応酬をして勝とうとしても、リーチやスタイルの違いでかなわないものはかなわない。ロープに詰めて相手の利点を潰すのが一番である。
ガード固めて大きく上体を振りながら相手の連打を「関係ない!ロープに詰める!」と念じながら前進する。ロープ際で回り込もうとしたら先回りしながらジグザグに左右に詰めて行く。パンチで相手をロープに押し込んだら倒れるまでフックの連打を主にアッパーを混ぜて乱れ打ち。ガードを固めたら強いボディで崩して尚もフック連打。
上記を技として並べてみる。
・ガード固めてジャブ5発からコンビネーション1又はコンビネーション3又はコンビネーション6
・ステップインブロックからコンビネーション1
・大きく左スリップ右スリップ左スリップからコンビネーション3(ドーンと押し込むイメージで)
・大きく右スリップ左スリップ右スリップからコンビネーション6(ドーンと押し込むイメージで)
・回り込むのを左に先回りして右ストレートボディから左フック
・回り込むのを右に先回りして左ストレートボディから右フック
・ロープに詰めてコンビネーション2を何度も繰り返す。相手がガード固めたらコンビネーション6でガード崩してコンビネーション2を繰り返す。最後はフック連打を全力でフィニッシュ。
・相手が抱えたりホールドして来たらコンビネーション2の応用技を使う。