●リズムから先手
●フォローから先手(4パターン)
●先手ジャブ(~リード連打)
●内ブロックジャブ(~コンビネーション4種)
●体振ってロープに詰める
今回はリズムから先手、フォローから先手を説明する。
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●「リズムから先手」
左先手➡左サイドステップから右ストレートワンツー
右先手➡右ステップから右ストレートワンツー
その場でリズムを使い交互に4回行う。
リズムから左先手~リズムから右先手~リズムから左先手~リズムから右先手
※ 左先手と右先手の左サイドステップと右ステップは特に大きく行い、相手の側面から攻撃する。
フォ ローの足と違って右ステップは相手の左足の横に踏み出し、左サイドステップも相手の右足の横に左足を踏み出す。相手が打とうとする前に常に先手を取らなければならないので、決断力、俊敏性を研ぎ澄まさなければならない。これが出来ると、自分よりも総合力が上と思える相手をも圧倒する事が出来る。
●「フォローから先手」
・まずはフォローの説明
フォロー(円の動き)には0,1,2,3と左ディフェンス、右ディフェンスが有る。
0➡ 左サイドステップ(大きく速く)※これをやるだけで 相手の打ち気をそらし、リセット効果がある。
1➡ 左サイドステップ(大 きく速く)からジャブ2発(ジャブは回りながら打つ)
2➡ 右ステップから右ストレート右スリップ右サイドステップ
※(右ステップは右足だけ20㎝横に踏み出して相手の左ストレートをかわす)
右ステップから右ストレートはKOパンチになるように磨く事。
(右ストレートの後の右スリップは大きく)
3➡ 左フックで回る(左フックで回るのは状況によって1回、2回と使い分ける)
※左サイドステップと左フックを同時に行う。
左サイドステップを左足の左側面 に力を入れて力が流れずにストッピング効果をつけて行うと、倒せるパンチになる。
左ディフェンス➡プレッシャー左スリップ左サイドステップ
右ディフェンス➡プレッシャー右スリップ右サイドステップ
※ディフェンスの動きを数字を数えながらリズミカルに行う。
相手の連打を落ち着いてさばくようにする。
(プレッシャーとは前方への両手ブロックを前足を踏み込むのと同時に行う事。
両手は拳を握って小さく強く相手のワンツーを しっかりブロック出来るように行う。
相手をロープに詰めた時に行うと正にプレッシャーを与える事になる。
プレッシャー を多用する事によって相手のノーモーションのストレートをブロック出来てもらわなくなるし、フェイントにもなり動きに機敏性を与える事になる。)
上記0を行ったらリズミカルに左回りを続ける。
1を 行ったらリズミカルに左回りを続ける。
2を行ったらリズミカルに右回りを続ける。
3を行ったらリズミカルに左回りを続ける。
1、2、3の順番と順不同でディフェンスも混ぜて繰り返し練習する。
●「フォローから先手」
フォローは先手を決める為に行う。フォローを行いながら先手のチャンスを伺うのは実戦では難しい。
予めパターンを決めておくのが賢明だ。
・1~2~3~右ディフェンス~左先手
・3~2~1~右先手
・0~0~2~左先手
・1~2~1~右先手