●先手ジャブから(~リード連打)
・左先手の足(前回説明済み)からジャブ5発~リード連打(左ストレート内ブロック左ストレート➡左ストレート左スリップ左ストレート➡左ストレート右スリップ左ストレート➡左ワンツー➡左サイドステップ回りながら左ストレート2発)
一気にリードパンチの手数で圧倒してペースを握る為に行う。
相手のパンチが返って来る来ないにかかわらず形として実行する。
左ストレート内ブロック左ストレートは、ガード固めてジャブを打つ間いつでも出来るようにする。
内ブロックとは?
左手のひらを外側に向けて肘は全て伸ばさずに少しだけ曲げて、左肩がテンプルにピタリとつくようにする。少しでもテンプルに隙間が有ると相手のパンチがねじ込まれる。右拳は左の肘の内側につけて右ひじは水平に上げる。これによって相手の右フックから左フック、右ストレートから左フック、左フックから右ストレート等をブロックする事が出来る。これにて相手の右クロス を恐れずに左のジャブ、ストレートをビシビシ決める事が出来る。
内ブロックは相手のパンチを上にはじくように使うと良い。
相手の的にならないようにスリップもサイドステップもしっかり行う。
左ストレートを打つ時とスリップの時もサイドステップの時も右のガードを鼻と顎にガッチリロックしながら行う。
「左ワンツー」(裏技)
10㎝程の左サイドステップと同時に左ストレートを打ち、追って右ストレートを打つ。左サイドステップをしながら左ストレートを打つので左ストレートは斜め右前に打つ事になる。左ストレートは相手の顔の位置確認の為に打つ役割が大きい。相手のワン(左ストレート)はこちらの右肩の上を通る事になる。そして相手のワンとツーの手の間を強烈な右ストレートがヒットする。
左サイドステップは斜めサイドステップではなく、真横にする。余り大きいサイドステップだと右ストレートが当てにくくなる。
最初の左先手の足(大きな左サイドステップ)から相手のバランスを崩したまま一気にジャブ5発、リード連打へと持って行く。そしてワンテンポおいて誘ってメインの左ワンツー(裏技)を決める。
右先手の足からも同じ事が出来るようにする。
●内ブロックジャブから(~コンビネーション4種)
相手を一気にロープに詰める為に行う。
・左ストレート内ブロック左ストレート~ジャブ
右合わせとは?
相手の左ストレート又は右ストレートに対して相打ちで放つパンチだが、右ストレートを打つと同時に自分のアゴの左側先端を左の胸につける。相手のパンチはこちらの右肩の上で空振り、こちらのパンチだけが当たるのだが、相手の突進力にこちらのパンチが正面衝突する強力なカウンターとなる。
コンビネーション1とは?
ワンツー左フック右ストレート左アッパー右ストレート
ここではワンツーの代わりに右合わせを打ち後のパンチを続ける。
・左ストレート内ブロック左ストレート~ジャブ
ステップインブロックから最初のワンツーの踏み込みで1mは踏み込めるように練習しよう。ステップインブロックでおでこにあてた拳の高さからそのままワンツーを打つ。相手のパンチをステップインブロックして相手のパンチの引き際にコンビネーション1を決めるのがベスト。
・左ストレート内ブロック左ストレート~ジャブ
コンビネーション3とは?
左フック(顔)左アッパー(ボディ)
両テンプルのガードを固めて左フックを打ち、両テンプルのガードを固めて左アッパーを打つので相手のパンチを受ける隙が無い。左フックを打つ前の左スリップと左アッパーを打つ前の左スリップは相手の右拳の外を確保して打つので安全
である。
・左ストレート内ブロック左ストレート~ジャブ
ジャブ
コンビネーション6とは?
右スリップ+ステップイン右アッパー(ボディ)左アッパー(ボディ)左フック右ストレート左フック(顔)左アッパー(ボディ)