●左ストレート
選手は打った左ストレートの腕や肩がテンプルを守るようにアゴを引いて打ち、右手は鼻と顎をしっかりロックガードする。
●「3発」と言ってグローブミットでジャブ3発を打つ。
選手はそれをブロック、左スリップ、右スリップでよける。
●「3発」と言ってグローブミットでワンツー左フックを打つ。
選手はそれをブロック、左スリップ、右スリップでよける。
●「ボディ」と言って右ボディから顔に3発打つ。
選手はそれを両テンプルと脇を固めて左スリップ、右スリップ、左スリップをしながらブロックする(その後左サイドステップで位置移動)。
●「ボディ」と言って左ボディから顔に3発打つ。
選手はそれを両テンプルと脇を固めて右スリップ、左スリップ、右スリップをしながらブロックする(その後右サイドステップで位置移動)。
●「6発」と言ってグローブミットでワンツー左フック右ストレート左アッパー右ストレートを打つ。
選手はそれをキャッチボールのように1発1発全てブロックパリーする。
ブロックパリーは自分の顔に近い位置で小さく力強く行う。相手が6発を思い切り踏み込みながら体ごと突っ込んで打って来る事を想定して、下がりながら距離を保って行う練習もする。
●「ワンツーゲーム」と言ってジャブからワンツーを打つ。
選手はブロックパリーでよけながら右ストレートに対してはブロックパリーの後必ず右ストレートを返す。コーチはその右ストレートをブロックパリーして右ストレートを返す。選手は更にそれをブロックパリーして右ストレートを返す。コーチがその右ストレートをブロックパリーしたところでそのシーンは終了。
●「2発め回る」と言ってグローブミットでワンツーを打つ。
選手はワンを右手ブロックパリー、ツーを左手ブロックパリーしながら左サイドステップ
●「4発め回る」と言ってグローブミットでワンツー左フック右ストレートを打つ。
選手は3発のブロックパリーの後、4発めを左手ブロックパリーしながら左サイドステップ
●「ディフェンス」と言ってワンツー連打を6発打った後更に6発打つ。
選手は最初の6発をブロック左スリップ左サイドステップでかわした後、続く6発をブロック右スリップ右サイドステップでかわす。
●「サークリング」と言ってワンツーを打つ。
選手は左回りしていてワンツーを右スリップでよけて右回り。右回りしていてワンツーを左スリップでよけて左回り。
今ではあまり見かけないグローブミット
実戦と全く同じブロックの練習が出来る。
トクさんが監督をつとめる
「チームトクボクシング教室」について
選手を経て高校、大学のボクシング部監督、現在社会人チームの監督をしている。
小学生から一般、プロボクサー、総合格闘家の著名選手達、キックボクサー等もボクシング指導して来た。
今の自分は、私が若かった頃身近に本当に欲しかった存在である。
あの頃(ボクシングの現役時代)に今の自分のような手取り足取り教えてくれる熟練者がそばで指導してくれていれば、自分はもっとボクシングで大成出来たことだろう。
現在、最速最短で強くなれる指導に自信が有り、重点を置いています。
この機会にまずは「基本通りのボクシング」、「教科書のようなボクシング」と呼ばれるボクシングを身につけて下さい。
教科書通りのボクシング、裏ワザ、何でもウェルカムです。希望者には時間作って個人指導もします。
著者のトクさんについて
渓流釣りとアウトドア、ボクシングが趣味な十条にある焼肉店の店長。
東京朝鮮高校ボクシング部の第一期主将を務め、大学卒業後東京朝鮮高校ボクシング部の監督として活動。
その後、親が経営していた「焼肉 金剛山」を継ぐ。2002年に十条に「焼肉ピュアティ」を開店。2011年に移転し十条で「焼肉いつものところ」の店長として現在活動中。また、自身が立ち上げたチームトクボクシング教室でコーチとして指導を行っており、月に数回練習会も実施している。
「焼肉いつものところ」について
日テレ「ヒルナンデス」や「ABChanZoo」「火曜サプライズ」にも出演した、焼肉とお酒が楽しめる呑み処。十条で10年目。佐賀県伊万里牛を扱う、焼肉と韓国家庭料理のお店。