左ストレート、ジャブを3秒に1発の割合で打っても試合では多い方と言える。時にはこのリードパンチが効率よくヒットしてペースを握りポイントを稼ぐことが出来る。
だが、熟練者相手には3秒に1発の割合では当たらない。当たらないから打つ事を諦めてしまう。これが1秒に1発の割合で打つと俄然ヒット率が高くなる。当たり前のことだが、「左はしつこい方が勝つ」のである。
間を置かずに1秒に1回色んなタイミングのリードパンチをビシビシ打つ練習をしよう。
●「リード」 左ストレート
●「2発」 左ストレート2発
●「バック」 ステップバック左ストレート
●「合わせ」 左ストレート合わせ
●「1」 左サイドステップから回りながら左ストレート2発(フォロー1のこと)
●「リード連打」 左ストレート内ブロック左ストレート、
左ストレート左スリップ左ストレート、
左ストレート右スリップ左ストレート
●「フック」 相手の攻撃を左スリッでかわしてから左フック
●「ディフェンス」 ブロック左スリップから左フック
●「リラックス」 ブロック左スリップ右スリップ左スリップ左フックで回る
上記9種類の動きを指導者の声に合わせて1秒に一つ行いながら1R、自分で9種類をフル活用して更に1R動く。
鼻と顎をガッチリとガード固めて行うのが第一条件。これが出来ないのならやらない方が良い。
「ハードリードとディフェンス」と言う声援に応じて、実戦でこのペースで動けたら合格。新たな戦術の効果に目から鱗が落ちる思いとなるだろう。
トクさんが監督をつとめる
「チームトクボクシング教室」について
選手を経て高校、大学のボクシング部監督、現在社会人チームの監督をしている。
小学生から一般、プロボクサー、総合格闘家の著名選手達、キックボクサー等もボクシング指導して来た。
今の自分は、私が若かった頃身近に本当に欲しかった存在である。
あの頃(ボクシングの現役時代)に今の自分のような手取り足取り教えてくれる熟練者がそばで指導してくれていれば、自分はもっとボクシングで大成出来たことだろう。
現在、最速最短で強くなれる指導に自信が有り、重点を置いています。
この機会にまずは「基本通りのボクシング」、「教科書のようなボクシング」と呼ばれるボクシングを身につけて下さい。
教科書通りのボクシング、裏ワザ、何でもウェルカムです。希望者には時間作って個人指導もします。
著者のトクさんについて
渓流釣りとアウトドア、ボクシングが趣味な十条にある焼肉店の店長。

東京朝鮮高校ボクシング部の第一期主将を務め、大学卒業後東京朝鮮高校ボクシング部の監督として活動。
その後、親が経営していた「焼肉 金剛山」を継ぐ。2002年に十条に「焼肉ピュアティ」を開店。2011年に移転し十条で「焼肉いつものところ」の店長として現在活動中。また、自身が立ち上げたチームトクボクシング教室でコーチとして指導を行っており、月に数回練習会も実施している。
「焼肉いつものところ」について

日テレ「ヒルナンデス」や「ABChanZoo」「火曜サプライズ」にも出演した、焼肉とお酒が楽しめる呑み処。十条で10年目。佐賀県伊万里牛を扱う、焼肉と韓国家庭料理のお店。