主将がジム生と対戦したのだが、私が少しよそ見をしていて振り向くと、何と!主将がグロッキーになってスタンディングダウンを取られていたのだ。
1ラウンドが終わりインターバルの最中に「お前、何やってんだ?負ける相手じゃあないだろう?いいか、次のラウンドは何も考えずにお前の得意なステップインブロックからの攻撃だけやってみろ。」と言って2ラウンド目を迎えさせた。
2ラウンド目、主将は相手が攻撃してくるたびにステップインブロックで受けてワンツー左右フック左アッパーの5発を相手に打ち込んだ。相手が打って来る度に何度も繰り返した。すると相手がいつの間にかグロッキーになり、逆転RSC勝ち。
なまじアレコレ技を使うよりも、単純な1種類のコンビネーションブローでも磨きをかけて精度の高いものとして使うのならば、立派に勝ちを得ることが出来ると言う教訓であった。
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そこには2部や3部の大学に出稽古に行った時よりも、強くて完成度の高い選手がいた。
ステップインブロックを中心にバラエティーな動きを展開する好選手で、チームが取り入れるべき事が沢山有った。
具体的には
・ステップインブロックからジャブ5発
・ステップインブロックから右ストレートワンツー
・ステップインブロックから左スリップ右スリップ左スリップ左サイドステップ
・ステップインブロックから右スリップ左スリップ右スリップ右サイドステップ
ステップインブロックは各1回、2回、3回出来るようにして、ステップインの勢いを利用して強いパンチを打てるようにする。
上記の練習動画
https://www.facebook.com/TeamTokuBoxingCircle/videos/356911448133303/?modal=composer¬if_id=1522760250402519¬if_t=page_fan