漠然と練習をして、何のプランも無く行き当たりばったりで試合に臨むことは、無謀で発展の無い行動である。
私が高校の監督をしていた頃は、選手全員に目的意識を持たせる為に練習と試合に関する日記を書かせていた。各自現在の自分の実力を知り、そして試合に
臨むにあたって自分に合った勝てるプランを立てるのに日記は必須であったし、監督にとっても選手を知って理解するのに日記のチェックは大いに役立った。
選手各自の力量、対戦相手によって選手とコーチがプランを立てて実行する事が大切である。
●例えば
・リードとディフェンスに重点を置きながら、9つのコンビネーションブローをどんどん出して行く。
・リードとディフェンスに重点を置きながら、相手が打ち疲れたら一気に攻める。・上下攻撃を仕掛けてからボディ打ちに集中した後、最後に甘くなった顔に連打する。
・極力ディフェンスオンリーで相手のパンチをもらわず、要所要所的確なパンチを決める。
・相手の1発、2発に対して5発~6発打って手数で圧倒する。
●チーム全員で同じ試合プランを立てて、誰が試合で一番実行して成果を上げることが出来るかを競い合うのも、選手にとって刺激になり上達に役立つ。
現在チーム徳では以下のような試合に使う1ラウンドのプランを立てている。
1R3分間
・ハーフタイム(1分30秒)まで「フォロー(円の動き)」
を使う。・1分間「ステップインブロックからの攻撃」
を使う。
・ラスト30秒はコンビネーション1のバリエーションを使う。
トクさんが監督をつとめる
「チームトクボクシング教室」について
選手を経て高校、大学のボクシング部監督、現在社会人チームの監督をしている。
小学生から一般、プロボクサー、総合格闘家の著名選手達、キックボクサー等もボクシング指導して来た。
今の自分は、私が若かった頃身近に本当に欲しかった存在である。
あの頃(ボクシングの現役時代)に今の自分のような手取り足取り教えてくれる熟練者がそばで指導してくれていれば、自分はもっとボクシングで大成出来たことだろう。
現在、最速最短で強くなれる指導に自信が有り、重点を置いています。
この機会にまずは「基本通りのボクシング」、「教科書のようなボクシング」と呼ばれるボクシングを身につけて下さい。
教科書通りのボクシング、裏ワザ、何でもウェルカムです。希望者には時間作って個人指導もします。
著者のトクさんについて
渓流釣りとアウトドア、ボクシングが趣味な十条にある焼肉店の店長。

東京朝鮮高校ボクシング部の第一期主将を務め、大学卒業後東京朝鮮高校ボクシング部の監督として活動。
その後、親が経営していた「焼肉 金剛山」を継ぐ。2002年に十条に「焼肉ピュアティ」を開店。2011年に移転し十条で「焼肉いつものところ」の店長として現在活動中。また、自身が立ち上げたチームトクボクシング教室でコーチとして指導を行っており、月に数回練習会も実施している。
「焼肉いつものところ」について

日テレ「ヒルナンデス」や「ABChanZoo」「火曜サプライズ」にも出演した、焼肉とお酒が楽しめる呑み処。十条で10年目。佐賀県伊万里牛を扱う、焼肉と韓国家庭料理のお店。