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ボクシングの技術

 
「チャンス1」
ワンツージャブワンツー左アッパー


https://youtu.be/l1Chb9xwSSU
「チャンス2」
ワンツー右ステップ右ストレートワンツーワンツー右ステップ右ストレートワンツーワンツーワンツー右ステップ右ストレート左アッパー


https://youtu.be/7S4L-2WLVv8
「上下」
ワン(顔)ツー(ボディ)  右ストレート(顔)左ストレート(顔)右ストレート(ボディ)  左サイドステップ右ストレート(ボディ)ワンツー(顔)

https://youtu.be/4dsM4NMtzVk
「ナイスボディ」
コンビネーション6〜コンビネーション3〜コンビネーション6

https://youtu.be/tb21Nqbamz0

「5発」
 ステップインブロック2回からジャブ5発  右ストレート合わせからのコンビネーション1

https://youtu.be/Kad0Qq_uFEg
※続く

プロのジムでボクシングを始めた選手は1発1発に力と重心が掛かってしまい、下記のような連打を容易に打てない選手が多い。連打重視のアマチュアボクシング選手達の連打を取り入れる選択も必要だ。
連打でスタンディングダウンが取れる。

コンビネーション1
ワンツー左フック右ストレート左アッパー右ストレート
3回転18発の連打
https://youtu.be/7hwVeauBALg


コンビネーション2
左スリップ+ステップインから左フック右フック左アッパー左アッパー右アッパー左フック
3回転18発の連打

コンビネーション9
左スリップ左フック右ストレート右ステップ右ストレート左フック
3回転12発の連打
https://youtu.be/VfWY3_fwWSc
ボクシングに役立つリズムとステップの練習。

ヒネリを入れる事でシェイプアップにも役立つ。

1ラウンドの間にダッシュを3回入れる。

https://youtu.be/eioWneUPQE4



対面の基本練習としてはとても大事。
・打ち手
ジャブから右ストレートを打ち、返って来る右ストレートをブロックして右ストレートを打つ。更に返って来る右ストレートをブロックする。

・返し手
相手のジャブを右ブロックパリー右ストレートを左ブロックパリーから右ストレートを打ち更に返って来る右ストレートをブロックして右ストレートを打つ。
https://youtu.be/9v1WqJ6aMhohttps://youtu.be/lGUDzos2GWU

※細かい事は順に書き込んで行きます。



●準備体操



●フットワーク(練習1ラウンド目)
○ディフェンス
○コンビネーションディフェンス
○リラックス
○ボビング
○フォロー
・1→2→3→右先手
・3→2→1→右先手
・1→2→1→右先手
・0→0→2→左先手
・先手連打
左先手→1→右先手を3回転


●リードとカウンター(練習2ラウンド目)
○よけて打つ 4種類
○打ってよけて打つ 6種類
○2発 5種類
○コンビネーション3
○5発
○リードストレートフックアッパー腰入れて打つor手首だけで打つ
○リード合わせ 3種類
○カウンター5種類
・右合わせ
・ワンツー合わせ
・ワンツーフックカウンター
・左ワンツー
・右ワンツー


●リードからオリジナル(練習3ラウンド目)
○打ってよけて打つから位置移動
○打ってよけて打つからコンビネーション9
○打ってよけて打つからオリジナル動作


●ファイターボクシング(練習4ラウンド目)
○3発
○上下
○5発から右合わせからのコンビネーション1
○5発からコンビネーション7
○ボビングからコンビネーション2を3回転最後のフックで回ってチャンス(ワンツージャブワンツー左アッパー)
○ボビングからコンビネーション6→コンビネーション3→コンビネーション6
○ジグザグでロープ詰めてストレート合わせからフック→コンビネーション2を3回転最後のフックで回ってチャンス(ワンツージャブワンツー左アッパー)
○5発とボビングとジグザグをフル活用


●9つのコンビネーション(練習5ラウンド目)
片方が1から9まで打って片方が正確にブロック
交代


●1ラウンドから5ラウンドまでの内容をサンドバック、ミット、マスボクシングで行う。(練習6ラウンドから10ラウンドまで)


●ロープ又はリズムステップ


●筋トレと柔軟

新ミット打ち

左の刺し合いを全て右手ブロックで行ったり、内ブロックで行ったり、左フックのカウンターで行ったりと変化を付けるのも良いと思う。
現在私の母校朝鮮大学ボクシング部は、元プロボクシング日本ランカー飯田幸司氏がコーチをしている。

飯田コーチは現役時代世界ランカーを破って金星を上げる等豊富な実績が有り、大学生達からも兄貴のように信頼されている。私が高校時代3年間通った同じヨネクラジム出身である。

飯田コーチのミット指導をネットで拝見させてもらった。ブロックした手で直ぐにパンチ返すヨネクラジム特有の技が見事に活かされている。そして試合前の追い込み練習としてもスタミナが付いて素晴らしいと思った。

チーム徳では「朝大ミット
」と名付けてこのミット打ちを更に改良して実践している。
1・左ストレート
2・左ストレート
3・左ストレート右パリー左ストレート
4・左スリップ左ストレート
5・右スリップ左ストレート
6・左ストレート合わせ
7・ステップバック左ストレート
8・ワンツー
9・相手の左パンチを右拳ブロック右ストレートワンツー
10・相手の右パンチを左ブロック左フック右ストレート
11・相手の左パンチを右ブロック右ストレートワンツー
12・相手の右パンチを左ブロック左フック右ストレート

以上を一区切りとして1ラウンド繰り返す。相当ハードである。
8のワンツーから12の最後まで間を開けずにスピーディーにこなす。
右拳ブロック、ブロックとあるが、両拳ブロックで受けた方が間違いない。

9から12までだけを練習するのも非常に効果的だ。確実なブロックと内側から返すパンチを身につけよう。

iso103

https://youtube.com/shorts/bS-0YHD_yeg?feature=share
漠然と練習をして、何のプランも無く行き当たりばったりで試合に臨むことは、無謀で発展の無い行動である。

私が高校の監督をしていた頃は、選手全員に目的意識を持たせる為に練習と試合に関する日記を書かせていた。各自現在の自分の実力を知り、そして試合にむにあたって自分に合った勝てるプランを立てるのに日記は必須であったし、監督にとっても選手を知って理解するのに日記のチェックは大いに役立った。

選手各自の力量、対戦相手によって選手とコーチがプランを立てて実行する事が大切である。

●例えば
・リードとディフェンスに重点を置きながら、9つのコンビネーションブローをどんどん出して行く。
・リードとディフェンスに重点を置きながら、相手が打ち疲れたら一気に攻める。
・上下攻撃を仕掛けてからボディ打ちに集中した後、最後に甘くなった顔に連打する。
・極力ディフェンスオンリーで相手のパンチをもらわず、要所要所的確なパンチを決める。
・相手の1発、2発に対して5発~6発打って手数で圧倒する。

●チーム全員で同じ試合プランを立てて、誰が試合で一番実行して成果を上げることが出来るかを競い合うのも、選手にとって刺激になり上達に役立つ。


現在チーム徳では以下のような試合に使う1ラウンドのプランを立てている。
1R3分間
・ハーフタイム(1分30秒)まで「フォロー(円の動き)」を使う。
・1分間「ステップインブロックからの攻撃」を使う。
・ラスト30秒はコンビネーション1のバリエーションを使う。



大学の監督をやっていた頃、東京都のオープン戦で印象深い事が有った。

主将がジム生と対戦したのだが、私が少しよそ見をしていて振り向くと、何と!主将がグロッキーになってスタンディングダウンを取られていたのだ。
1ラウンドが終わりインターバルの最中に「お前、何やってんだ?負ける相手じゃあないだろう?いいか、次のラウンドは何も考えずにお前の得意なステップインブロックからの攻撃だけやってみろ。」と言って2ラウンド目を迎えさせた。
2ラウンド目、主将は相手が攻撃してくるたびにステップインブロックで受けてワンツー左右フック左アッパーの5発を相手に打ち込んだ。相手が打って来る度に何度も繰り返した。すると相手がいつの間にかグロッキーになり、逆転RSC勝ち。

なまじアレコレ技を使うよりも、
単純な1種類のコンビネーションブローでも磨きをかけて精度の高いものとして使うのならば、立派に勝ちを得ることが出来ると言う教訓であった。

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3月に青山学院大学へ出稽古スパーに行った。
そこには2部や3部の大学に出稽古に行った時よりも、強くて完成度の高い選手がいた。
ステップインブロックを中心にバラエティーな動きを展開する好選手で、チームが取り入れるべき事が沢山有った。

具体的には
ステップインブロックからジャブ5発
テップインブロックから右ストレートワンツー

テップインブロックから右ストレートトリプル
テップインブロックから左スリップ右スリップ左スリップ左サイドステップ
テップインブロックから右スリップ左スリップ右スリップサイドステップ

テップインブロックは各1回、2回、3回出来るようにして、ステップインの勢いを利用して強いパンチを打てるようにする。

上記の練習動画
https://www.facebook.com/TeamTokuBoxingCircle/videos/356911448133303/?modal=composer&notif_id=1522760250402519&notif_t=page_fan
ボクシング競技を続けているうちに、各選手が独自のポリシーを持ってそれを貫く姿はとても格好いいと思う。

只、そのパフォーマンスが、ガードを下げて相手を馬鹿にするような表情やポーズをとったりするのはいただけない。
相手のパンチが効いて笑ってごまかそうとするのも、あまり褒められない。

セコンドの有り方も問題で、セコンドが「効いてない!効いてない!」と言うのは、パンチをもらっていると認める言葉で愚の骨頂である。セコンドや応援の言葉も相手選手を誹謗中傷する内容と言うのはスポーツに置いて如何なものだろうか?私自身反省する事も多い。

格闘技だからこそ、選手の試合中のマナーは熱いながらも紳士的で美しく高貴な価値ある行動でありたい。

私が観てきた選手達の試合中に行ったパフォーマンスで、記憶に残るものを上げてみよう。

大学の監督をしていた時に、苦楽を共にした主将のリングでのパフォーマンスが一番格好良かった。
ダウンを取った後、レフェリーが指差した白いコーナーに行き待機するのだが、コーナーに向かう時も相手選手から目を離さずに後ろ歩きでコーナーに向かう。試合中相手に後ろを絶対に見せないと言う彼のポリシーだった。

試合中、脇をしめると自分に言い聞かせて両肘を付けるように脇をしめた直後に、右ストレート1発で相手を失神KOした選手も格好良かった。悪い癖、良い癖を区別するのならばこれは良い癖だと言える。

世界チャンピォンロイヤル小林選手は、両脇を後方に開いてリラックスする癖が有った。力みを無くそうとする動きだが、筋肉粒々を誇示する威圧感が有った。

相手がガード下げておちょくるような動作をした途端、バン!と床を鳴らしてスリップを入れた後連打を打つ正攻法のパフォーマンスを当サークルでは実践している。  

リードのストレートに絶対的な自信を持つ相手が、スピィーディーな左ストレートを試合開始後最初に打って来た時、右斜め前のスリップで交わすのとほぼ同時に右アッパーを脇腹の骨しかない心臓の横に強く刺すように打つ。引きずるような嫌な痛みにひるんだ相手が、それでもペースを握ろうとして負けじと打って来た左ストレートに今度は待ってましたと右クロスをかぶせる。そして更に打って来た左ストレートを左スリップで交わして左フックを決める。

左ストレートを打つのはリスキーだと思って打ってこなくなった相手に、今度はこちらがビシビシと左ストレートを打ち始めて強引にペースを掴んでしまう。

かつて私が高校2年生の時にヨネクラジムでスパーリングした、8回戦の岡崎さんの得意な戦法で、私もその術中にはまってしまった一人である。

最近鹿浜ジムさんに出稽古スパーに行った時、うちの中学生の高橋君のスパーを観て感心した。
かなり接近した距離で対戦しているのに、打った後に上体を反対側に移動するのでパンチを受けない。連打を打てばカウンターを受けるだろうが、単発だからこそ尚更上手くいく。

翌練習日から基本ミットでそれをみんなで実践している。
左フックを打ったら左にスリップ
右フックを打ったら右にスリップ
左ボディアッパーを打ったら右にスリップ
右ボディアッパーを打ったら左にスリップ
左ストレートを打ったら左にスリップ(右でも良い)
右ストレートを打ったら右にスリップ
※スリップの時両ガードをしっかりテンプルにつける。

これを最初に書いた「出会い頭」で実践してみよう。
1.相手の左ストレートを右スリップで交わして右アッパーを脇(心臓の横)に打ってすぐに左スリップして待つ。
2.次に相手が打って来たパンチを右ステップで交わして右ストレート(顔)を打ってすぐに右スリップして待つ。
3.次に相手が打って来たパンチを左スリップで交わして左フック(顔)を打ってすぐに左スリップ

こう言うパターンをいくつか持っているとボクシングが更に楽しくなると思う。
赤羽体育館で練習する時は、必ず最後に全員で筋トレする。

空気椅子もそのうちの一つ。
テレビで卓球の天才少年が、必ず毎日5分行っている姿を見て練習に取り入れた。
でも5分なんて到底無理で1分が丁度いい。BOXING188
空気椅子風景

ちなみに現在みんなで一緒に行う筋トレメニューは以下の通り
・リズムステップ
・握力100回
・腕立て伏せ30回
・首 縦30回 横30回 回す30回
・足上げ腹筋 縦30回 横30回 足揃えて30回
・腹筋 30回
・腰痛予防ポーズ 1分
・腹筋制止ポーズ 2分
・空気椅子 1分
・相撲のしこポーズ
・柔軟体操

左ストレート、ジャブを3秒に1発の割合で打っても試合では多い方と言える。時にはこのリードパンチが効率よくヒットしてペースを握りポイントを稼ぐことが出来る。

だが、熟練者相手には3秒に1発の割合では当たらない。当たらないから打つ事を諦めてしまう。これが1秒に1発の割合で打つと俄然ヒット率が高くなる。当たり前のことだが、「左はしつこい方が勝つ」のである。

間を置かずに1秒に1回色んなタイミングのリードパンチをビシビシ打つ練習をしよう。

●「リード」     左ストレート

●「2発」       左ストレート2発

●「バック」     ステップバック左ストレート

●「合わせ」     左ストレート合わせ

●「1」         左サイドステップから回りながら左ストレート2発(フォロー1のこと)

●「リード連打」  左ストレート内ブロック左ストレート、
           左ストレート左スリップ左ストレート、
           左ストレート右スリップ左ストレート
           
●「フック」      相手の攻撃を左スリッでかわしてから左フック

●「ディフェンス」  ブロック左スリップから左フック

●「リラックス」   ブロック左スリップ右スリップ左スリップ左フックで回る

上記9種類の動きを指導者の声に合わせて1秒に一つ行いながら1R、自分で9種類をフル活用して更に1R動く。
鼻と顎をガッチリとガード固めて行うのが第一条件。これが出来ないのならやらない方が良い。

「ハードリードとディフェンス」と言う声援に応じて、実戦でこのペースで動けたら合格。新たな戦術の効果に目から鱗が落ちる思いとなるだろう。
BOXING158

ジャブから右ストレート、ジャブからワンツー。一見同じだけど微妙に違う。

あなたはどちらを重視して使っているだろうか?

私はためらわずにジャブからワンツーを選ぶ。

ジャブジャブ右ストレートとジャブワンツーは手数は一緒だが、ジャブジャブを打った後の右ストレートはジャブジャブで踏み込んだ後に打つ単発の踏み込みの無い右ストレートとなる。逆にジャブからワンツーは踏み込みが入る。

反面ジャブジャブ右ストレートはスムーズで力みが無く当てやすい。ジャブからワンツーはワンツーを踏み込む
直前に勢い込んで間が開くとかわされやすくなる。

要はジャブからワンツーをジャブジャブ右ストレートの様なリズムで打てれば良い。

ジャブ2発を、1発目をよけられても2発目をよけた方向に打って当てられるタイミングで打とう。パンパンのリズムで打つのが良く、パパと打ってはいけない。
ジャブからワンツーもそのパンパンのリズムに沿ってパンパパンと打つ。
以下のようなリズムで打てば相手にとっては察知されにくいワンツーになる。
パンパン➡パンパパン
パンパン➡パンパン➡パンパパン
パンパンパン➡パンパンパパン

そして大事なのはワンツー止まりにならない事。必ず相手のパンチが返って来ることを念頭に置いてワンツーの後は、右足を20㎝真横に踏み出して右ストレートを打つ。又はワンツーの後は左サイドステップをして右ストレートを打つ。これをカウンター返しと呼んでいる。
リズムはどうなるだろうか?ジャブからワンツー右ステップ右ストレートは
パンパパンスッパンだと遅くて相手のカウンターを受けてしまう。
パンパパスパンが正解。

ジャブを打たずに直接右ストレートを単発で打つ時も右ステップ右ストレート又は左サイドステップ右ストレートを忘れてはならない。リズムはパンスッパンではなくパスパンとなる。
ジャブを打たずに直接ワンツーを打つ時もカウンター返しを忘れない事。リズムはパパスパンである。

BOXING130



夜布団に入ってからボクシングの技を考えていると、突然閃く事が有る。

(待てよ~ここでこういう風に打ったらどう変わる?)突然起き上がって動いてみる。

そうだ!この動きだ!!

名文句が浮かんでその場でペンをとる作家のようだ。

今回もこんな感じで新技が完成した。45年もボクシングに携わっていても、いまだに変化するのだからボクシングは本当に奥深い。


1. まずリードをビシビシと打つ。

例えばリード連打

左ストレート内ブロック左ストレート
左ストレート左スリップ左ストレート
左ストレート右スリップ左ストレート

例えばジャブ(2発)

2. 相手が売って出て来たら両テンプルをガードしながら左スリップでかわし、左フックカウンターを打つ。

ここまではオーソドックスな代表的なボクシングだが、ここからの動きが肝心要だ。

3. 前記左フックカウンターの後、
左スリップ+ステップインから右スリップ+ステップイン右フック➡右スリップ+ステップインから左スリップ+ステップイン左フック➡左スリップ+ステップインから右スリップ+ステップイン右フック➡右スリップ+ステップインから左スリップ+ステップイン左フックと続ける。

4. 頃合いを見てコンビネーション2の連打➡コンビネーション6➡フック連打

今回の中心は3でこれを「スタート」と呼ぶ。
相手が打ち気になって出て来た時、逆にチャンスと見て「スタート」を決行する。両テンプルをガードしながら相手の頭の真横にピッタリとスリップして頭を寄せながらフックを打つ。打たれにくいポジションを確保しながら上体を振りながら打つので、自分にとっては安全で相手にとっては非常にやりにくいボクシングとなる。
ローリングではないのでデンプシーロールではないが、テンポの速さやパターンがよく似ている。

次回のスパーリング大会では、この技の成功を競い合う事をチームで決めている。
近いうち、「スタート」を動画でアップします。

1.先手返し

2.フォローから先手

3.先手連打

4.リード連打

5.カウンター返し

6.チャンス

7.来た!

8.ハーフタイム

9.利き腕70%

10.ストップ・ボックス

11.上下・ナイスボディ

12.前後

13.リードとディフェンス

14.リードとコンビネーション

15.詰める

※1.2.3をワンブロック、4.5.6をワンブロックとして動く。

BOXING95

相手のノドボトケ(単にノドでも良い)を狙う。

ノドにパンチを受けた事がある人はいるだろうか?

私は受けた事があります。興奮してアゴを上げて左フックを打って行ったら、相手の右ストレートがノドボトケに直撃!それはそれは痛いのなんのって、平静を保ったふりをするのが大変でした。
もう少し強いパンチだったら唸り声が出てしまったり後ろを向いてしまったりも有りえると思いました。非常に危険で試合続行不可能になる事も十分あり得ます。

アゴを上げた自分の自業自得です。
そしてふと思いました。
相手のノドボトケを狙ってストレートやアッパーを打つ練習をしたらどうだろうか?
普通にアゴを引いてる相手ならば確実にアゴを打つ事に集中できるし、アゴの先にあるノドボトケを狙う分、アゴを突き抜ける伸びや踏み込みが期待できる。アゴを意識してにらみつける視線も上目で、自分自身のアゴも引く事になる。
そして相手のアゴが上がろうものなら、ノドボトケ直撃で試合を終わらせる事が出来る。

相手のおでこに左ストレートを押すように打ち、アゴを上げさせといて右ストレートを打つ事も想像できる。

スポーツとしては失格かも知れない非常にダーティな考え方だが、勝負の世界で生き残る為には無視できない現実的な発想と言えるだろう。

108

向かい合ったとたん、突然素早いステップで右ストレートやワンツーが飛んでくる。

左を打って様子を伺おうなんて思っていると、してやられてしまう。

そう言う「スキあらば先手」に長けた選手っていますよね。

ノーモーションで来るのでピリピリと緊張感を持って対処しよう。

1. 早くて大きい左サイドステップでかわして、右ストレート(ボディ)からワンツー(顔)
相手が来た時にドンピシャでタイミングが合えば良いが、来る前にやってしまっても先手勝ちとなる。
左サイドステップからストレート(ボディ)は、ロマチェンコ選手が良くやる動きで、これを普通構えの選手がやるとリバーや水月等どこを打っても急所となり非常に有効だ。
ジャブ2発、又はジャブ4発から行えばロマチェンコ選手の動きに更に似る。

2. ブロック左スリップ左サイドステップで回り、右ステップから右ストレートワンツー
ブロック左スリップ左サイドステップは、相手の奇襲に対して最善のコンビネーションディフェンス。そこからの右ステップは間を置かずにすぐに行う。右ステップは斜め前に右足だけ大きく踏み出す。

3.裏技の左ワンツーを使う。
★「左ワンツー」
10㎝程の左サイドステップと同時に左ストレートを打ち、追って右ストレートを打つ。左サイドステップをしながら左ストレートを打つので左ストレートは斜め右前に打つ事になる。左ストレートは相手の顔の位置確認の為に打つ役割が大きい。相手のワン(左ストレート)はこちらの右肩の上を通る事になる。そして相手のワンとツーの手の間を強烈な右ストレートがヒットする。
左サイドステップは斜めサイドステップではなく、真横にする。余り大きいサイドステップだと右ストレートが当てにくくなる。
左ワンツーの後は左サイドステップから回りながらジャブ

4.ステップバック右ストレート合わせ、左サイドステップから回りながらジャブ
相手のワンをステップバックでかわし、相手のツーに右ストレートを合わせる。KO出来るパターンなので練習相手にワンツーを打ってもらい磨いて欲しい。
★「右ストレートを合わせ」
相手の左ストレート又は右ストレートに対して相打ちで放つパンチだが、右ストレートを打つと同時に自分のアゴの左側先端を左の胸につける。相手のパンチはこちらの右肩の上で空振り、こちらのパンチだけが当たるのだが、相手の突進力にこちらのパンチが正面衝突する強力なカウンターとなる。

以上4種類を出合い頭に準備しておくと安心であり始まりが即チャンスにつながるはずだ。
BOXING104

左のジャブ、ストレートの刺し合いから思い切った右ストレート、ワンツーを打ち込む。

すると、間髪入れずに研ぎ澄まされた右ストレート、ワンツーやカウンターが返って来る。

そもそもボクサーは相手の攻撃をかわしてベストパンチを返す練習を誰もがしているので、打った後パンチが返って来るのは当たり前で有り、それを見越して打ってよけて打つ練習をしていなければならない。

だが時にそのカウンターが1,2発空振りしても続けて打って来るコンビネーションブローだったりすると、スリップやブロックでかわしたぐらいでは打ち合いに巻き込まれてしまう。

そうならない為には、打った後完全に位置移動してよけて打てば良い。


我がチーム徳では、今回最初に習う基本ミットの段階でこの問題がクリア出来るように、コンビネーションブローとして取り入れた。

名称「チャンス2」
●ワンツー左サイドステップ右ストレート➡ワンツー右ステップ右ストレート➡ワンツー左サイドステップ右ストレート➡ワンツー右ステップ右ストレート左アッパー

名称「チャンス3」
●右ストレート左サイドステップ右ストレート➡右ストレート右ステップ右ストレート➡右ストレート左サイドステップ右ストレート➡右ストレート右ステップ右ストレート左アッパー

先に打つワンツーや右ストレートは、次に行う位置移動(左サイドステップや右ステップ)を大きくスピーディーに行えるように70%程度の力で打つ。次の位置移動は返って来る相手のパンチを受ける前に敏速に行われなければならない。

ついでに名称「チャンス1」も書いておこう。
●ワンツー右ステップ右ストレート➡ワンツーワンツー右ステップ右ストレート➡ワンツーワンツーワンツー右ステップ右ストレート左アッパー
これは、打ち合いの最中に右ステップでさっと抜けてタイミングをずらす時間差攻撃を活かしている。
どれも最後に左アッパーを打つのは、人間は最後に追い詰まると下を向くからである。

BOXING99


ボクシングはよけて打って、打ってよけての繰り返し。
だけどそれはボクシングをするにおいて当たり前の事。
打つ事、よける事は誰でも出来る。

ただ漠然と練習するのではなく、試合で起こりうるあらゆる場面を想定して、それぞれどう対応してこなすかと言う事が大切だ。

試合で起こりうるあらゆる場面とは?
・ロープに詰められたらどうする?
・ロープに詰めたらどうする?
・相手がラッシュをかけて来たらどうする?
・打たれて効いてしまったらどうする?
・スタミナが切れたらどうする?
・チャンスにはどうする?
・リードパンチの応酬や打ち合いで不利だったらどうする?
・ダウンを取られたら?
・ダウンを取ったら?

場面場面有利に試合を運んでも、それだけではラスト30秒であっという間に取り返されて判定を持って行かれてしまう心配も有る。

鉄板は、
・常に手数で圧倒する事。相手の1発、2発に対して5発、6発のコンビネーションブローを準備しておく。
・打たれたら倍返しする事。
・相手をロープに詰めてラッシュする事を常に一番の目標にして練習して試合に臨む事。
・正面からの攻撃以上にサイドからの攻撃を練習して実践する。

BOXING86

最近、練習参加人数が増えて初心者、中級者、上級者と分けて練習を進行しなければならず、それでも全員が充実した練習をこなす為に統一して出来る「団体対象練習」と言うものを作ってみた。

特に高校のボクシング部やジムの初心者達の水準をまとめて上げて行くのに有効だと思う。

つまり団体対象練習とは
コーチが全員が構えている前でミットを持つ動作を行ったりパンチを打つ動作を行い、その動作に合わせて全員がパンチを打ったりディフェンスしたりする練習である。

「基本ミット」と「ディフェンスミット」、「リードからブロック」を全て入れた「総合ミット」を行い、何人かが代表でミット打ちを行い模範を見せたり、足りない部分を全員が確認すると言う方法である。
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「基本ミット」

●左のミット面を正面に
選手は左ストレートを打つ。

●左のミットの前に右ミットを重ねる
選手は左ジャブ2発打ち左スリップ、右スリップする。

●右のミット面を正面に
選手は右ストレートを打つ。

●右のミットの前に左ミットを重ねる
選手はワンツーストレートを打ち右スリップ左スリップする。

●左のミット面を横に
選手は左フックを打つ。

●右のミット面を横に
選手は右フックを打つ。

●左のミット面を下に
選手は左アッパーを打つ。

●右のミット面を下に
選手は右アッパーを打つ。

●左のミット面をななめ下に
選手は左ボディアッパーを打つ。

●右のミット面をななめ下に
選手は右ボディアッパーを打つ。

●「ディフェンス」と言うと
ブロック左スリップ左サイドステップ
ブロック右スリップ右サイドステップ

●「チャンス」と言うと
ワンツー右ステップ右ストレート~ワンツー2回右ステップ右ストレート~ワンツー3回
右ステップ右ストレート左アッパー
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「ディフェンスミット」

●「3発」と言ってグローブミットでジャブ3発を打つ。
選手はそれをブロック、左スリップ、右スリップでよける。

●「3発」と言ってグローブミットでワンツー左フックを打つ。
選手はそれをブロック、左スリップ、右スリップでよける。

●「ボディワーク」と言って右ボディから顔に3発打つ。
選手はそれを両テンプルと脇を固めて左スリップ、右スリップ、左スリップをしながら
ブロックする(その後左フックを打ちながら左サイドステップで位置移動
右ボディアッパーを打つ)。

●「ボディワーク」と言って左ボディから顔に3発打つ。
選手はそれを両テンプルと脇を固めて右スリップ、左スリップ、右スリップをしながら
ブロックする(その後右フックを打ちながら右サイドステップで位置移動
左ボディアッパーを打つ)。

●「2発め回る」と言ってグローブミットでワンツーを打つ。
選手はワンを右手ブロックパリー、ツーを左手ブロックパリーしながら左サイドステップ

●「4発め回る」と言ってグローブミットでワンツー左フック右ストレートを打つ。
選手は3発のブロックパリーの後、4発めを左手ブロックパリーしながら左サイドステップ

●「6発め回る」と言ってグローブミットでワンツー左フック右ストレート左アッパー
右ストレートを打つ。
選手はそれをキャッチボールのように1発1発全てブロックパリーする。
6発めを左手ブロックパリーしながら左サイドステップ

ブロックパリーは自分の顔に近い位置で小さく力強く行う。相手が6発を思い切り
踏み込みながら体ごと突っ込んで打って来る事を想定して、下がりながら距離を保って
行う練習もする。

●「ディフェンス」と言ってワンツー連打を6発打った後更に6発打つ。
選手は最初の6発をブロック左スリップ左サイドステップでかわした後、
続く6発をブロック右スリップ右サイドステップでかわす。

●「ワンツーゲーム」と言ってジャブからワンツーを打つ。
選手はブロックパリーでよけながら右ストレートに対してはブロックパリーの後必ず
右ストレートを返す。コーチはその右ストレートをブロックパリーして
右ストレートを返す。選手は更にそれをブロックパリーして右ストレートを返す。
コーチがその右ストレートをブロックパリーしたところでそのシーンは終了。

●「サークリング」と言ってワンツーを打つ。
選手は左回りしていてワンツーを右スリップでよけて右回り。右回りしていてワンツーを
左スリップでよけて左回り。

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 「リードからブロック」

選手は常に多彩な左ストレートを打ちながらブロックに備える。

●(左ストレートを打ちながら)ブロックから返し
●ストレートやワンツー(ボディも含む)ストレート系を打つ。
選手は左スリップ+ブロックでかわし、返せる時に左フックを返す。

●左フックを打つ。
選手は右ステップ+ブロックでかわし、右ストレート左フック右ストレート左アッパー
右ストレート(コンビネーション1のバリエーション)

●左ボディアッパーを打つ。
選手は右スリップ+ブロックでかわし、右ボディアッパー左ボディアッパー
(コンビネーション6でも良い)※踏み込んでブロックする事

●右フックを打つ。
選手は左スリップ+ブロックでかわし、左フック右ストレート左アッパー右ストレート
(コンビネーション1のバリエーション)

●右ボディアッパーを打つ。
選手は左スリップ+ブロックでかわし、左フック(顔)左アッパー(ボディ)
(コンビネーション3)※踏み込んでブロックする事



上記攻撃の後左サイドステップジャブ2発又は右ステップ右ストレートから
右スリップ右サイドステップ等、円の動きに戻れるようにする。
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以上「基本ミット」と「ディフェンスミット」、「リードからブロック」を全て入れた
「総合ミット」は、「団体対象練習」で身に付けた後、実際に黙々とミット打ちをして
体に覚えさせれば、試合中無心で戦っていても手数が出てディフェンスも自然に
出来るようになる。試合中、無心でミットの通り動いていれば勝てるように組み立てた。

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初めて見ました。アゴの先端にカチンと打ったり、テンプルにグサッと打つ事が意識出来るけれど、スポーツ性が問われそうですね。
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下ははメキシカンのパンチ力を磨く秘訣と言われているドラムミット。
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試合が始まってすぐに相手選手に奇襲攻撃を受けたり、強いパンチを受けたりすると、カーッとなって力んでパンチを振り回してしまう。力んでいるので練習で磨いて使おうと決めていたコンビネーションブローも出ない。

一度力んでしまうと中々元に戻れない。自分の方が相手選手よりも実力が上だと思っていると尚更力みが抜けない。とうとう相手ペースのままラウンドが過ぎて後悔する。

こんな時に力みが抜けて別人のようにリラックス出来るおまじないや決め事が有ると、どんなに良いだろうか。

伝統的な合言葉が有る。「利き腕70%」と言う合図である。
力んでいると思ったら応援仲間がすかさず「利き腕70%」と声をかける。

一番力みを抜きたいと思うのは選手本人である。
まず相手の顔10㎝前に軽いジャブをのばす。そして思い切り打つ力の70パーセントの力で右ストレートスッと打って綺麗に引く。相手に当たらなくても構わない。

一度こう言う加減したパンチを打つと、自分で力加減が調整出来るようになり気持ちもリラックス出来て本来のボクシングが出来るようになる。

「軽いジャブと利き腕70%」。シャドーでもラウンド中に必ず行い試合でも忘れないようにしておこう。

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●左ストレート
選手は打った左ストレートの腕や肩がテンプルを守るようにアゴを引いて打ち、右手は鼻と顎をしっかりロックガードする。

●「3発」と言ってグローブミットでジャブ3発を打つ。
選手はそれをブロック、左スリップ、右スリップでよける。

●「3発」と言ってグローブミットでワンツー左フックを打つ。
選手はそれをブロック、左スリップ、右スリップでよける。

●「ボディ」と言って右ボディから顔に3発打つ。
選手はそれを両テンプルと脇を固めて左スリップ、右スリップ、左スリップをしながらブロックする(その後左サイドステップで位置移動)。

●「ボディ」と言って左ボディから顔に3発打つ。
選手はそれを両テンプルと脇を固めて右スリップ、左スリップ、右スリップをしながらブロックする(その後右サイドステップで位置移動)。

●「6発」と言ってグローブミットでワンツー左フック右ストレート左アッパー右ストレートを打つ。
選手はそれをキャッチボールのように1発1発全てブロックパリーする。
ブロックパリーは自分の顔に近い位置で小さく力強く行う。相手が6発を思い切り踏み込みながら体ごと突っ込んで打って来る事を想定して、下がりながら距離を保って行う練習もする。

●「ワンツーゲーム」と言ってジャブからワンツーを打つ。
選手はブロックパリーでよけながら右ストレートに対してはブロックパリーの後必ず右ストレートを返す。コーチはその右ストレートをブロックパリーして右ストレートを返す。選手は更にそれをブロックパリーして右ストレートを返す。コーチがその右ストレートをブロックパリーしたところでそのシーンは終了。

●「2発め回る」と言ってグローブミットでワンツーを打つ。
選手はワンを右手ブロックパリー、ツーを左手ブロックパリーしながら左サイドステップ

●「4発め回る」と言ってグローブミットでワンツー左フック右ストレートを打つ。
選手は3発のブロックパリーの後、4発めを左手ブロックパリーしながら左サイドステップ

●「ディフェンス」と言ってワンツー連打を6発打った後更に6発打つ。
選手は最初の6発をブロック左スリップ左サイドステップでかわした後、続く6発をブロック右スリップ右サイドステップでかわす。

●「サークリング」と言ってワンツーを打つ。
選手は左回りしていてワンツーを右スリップでよけて右回り。右回りしていてワンツーを左スリップでよけて左回り。

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今ではあまり見かけないグローブミット
実戦と全く同じブロックの練習が出来る。
次回の出稽古スパーの為に準備した練習メニューの中で、久々の本格的ヒットメニューだと確信しています。本番でバシバシ使いましょう。

●まずはオーソドックスにリード連打を打つ
1. 左ストレート ➡ 内ブロック ➡ 左ストレート
2. 左ストレート ➡ 左スリップ ➡ 左ストレート
3. 左ストレート ➡ 右スリップ ➡ 左ストレート
4. 裏技左ワンツー
5. 左サイドステップ ➡ 左ストレート2発(回りながら)

この5項目をまさに「リード連打」の名称通り一気に行う。

裏技左ワンツーについて

10㎝程の左サイドステップと同時に左ストレートを打ち、追って右ストレートを打つ。

左サイドステップをしながら左ストレートを打つので左ストレートは斜め右前に打つ事になる。左ストレートは次に打つ右ストレートが見えないように隠す目的で相手の目を狙う。

左ストレートは相手の顔の位置の確認の為に打つ役割が大きい。

相手のワン(左ストレート)はこちらの右肩の上を通る事になる。
そして相手のワンとツーの手の間を強烈な右ストレートがヒットする。

左サイドステップは斜めサイドステップではなく、真横にする。
余り大きいサイドステップだと右ストレートが当てにくくなる。
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●次に我が部に不足している前後の動きで行う。
1.左ストレート ➡ ステップバック ➡ 左ストレート(ステップバック はつま先で素早く行い次の左ストレートは踏み込んで打つ)
2.ステップバック ➡ワンツー➡ステップバック ➡ワンツー
1と2を続けて行えるように練習する。

●次に、いよいよリード連打からコンビネーションをつなげ、打ち終わりに位置移動する。
1. 左ストレート ➡ 内ブロック ➡ 左ストレート ➡合わせからのコンビネーション1➡位置移動
合わせからのコンビネーション1とは?ワンツーの代わりに右ストレート合わせ、左フック右ストレート左アッパー右ストレート
2. 左ストレート ➡ 左スリップ ➡ 左ストレート ➡右ステップからのコンビネーション1➡位置移動
右ステップからのコンビネーション1とは?ワンツーの代わりに右ステップ右ストレート、左フック右ストレート左アッパー右ストレート
3. 左ストレート ➡ 右スリップ ➡ 左ストレート➡左スリップからのコンビネーション1➡位置移動
左スリップからのコンビネーション1とは?ワンツーの代わりに左スリップ、左フック右ストレート左アッパー右ストレート
4.左ストレート ➡ ステップバック ➡ 左ストレート➡合わせからのコンビネーション1➡位置移動

位置移動は次の6種類の中から使う。1種類に執着しない事。
1.フォロー1(左サイドステップジャブ2発回りながら)
2.フォロー2(右ステップ右ストレート右スリップ右サイドステップ)
3.左ディフェンス(ブロック左スリップ左サイドステップ)
4.右ディフェンス(ブロック右スリップ右サイドステップ)
5.左先手(大きな左サイドステップ右ストレートワンツー)
6.右先手(大きな右ステップ右ストレートワンツー)
これも対象訓練である。

お互いグロービングして片方が打つパンチは下記に限られる。
左ストレート
右ストレート
ワンツー
ジャブ2発~5発
ジャブからワンツー

受け手は全てブロックパリーでよける。

ブロックパリーとは、握った拳の小指の下手刀と呼ばれる固い部分で相手のストレートを受けながらななめ上に流す動作で、ガードに近い部分で5㎝~10㎝の小さく力強い拳の動きとなる。

上記7種類のパンチを順不同で基本通り綺麗でスピーディに打つ事を心掛ける。
受け手は全てブロックパリーでよけながら右ストレート、ワンツー、ジャブからワンツーの右ストレートに対してはブロックパリーの後必ず右ストレートを返す。打ち手はその右ストレートをブロックパリーして右ストレートを返す。受け手は更にそれをブロックパリーして右ストレートを返す。打ち手がその右ストレートをブロックパリーしたところでそのシーンは終了。

これを1R交代で行う。

受け手はストレート系のパンチに目が慣れて容易に受けなくなり、カウンターも返せるようになる。
打ち手はジャブワンツーの組み合わせが上手くなり、返って来る右ストレートに対して更に右ストレートが返せる余裕が出来て、ストレート系の打ち合いに自信が持てるようになる。
前回東拳ジムスパーリング大会に選手達が参加した結果思った事は、週1回の練習で経験の少ない我がチームがもっと強くなる為には、「攻防バランスの良いボクシング」を日頃もっと心掛ける必要が有ると言う事だ。

「攻防バランスの良いボクシング」とは、よけて打ってよけて打っての繰り返しを、フォームを乱さずにしっかり行う事である。
その為にはあれこれ色んな技を使うのではなく、リードパンチと一つのコンビネーションブローの組み合わせで試合がこなせるようにするのが大事である。

リードパンチを地道にしつこく、そしてチャンスをつかむ為にしっかりと打ち続ける。リードパンチを打ってよけて打って、よけて打ってよけるの繰り返し。相手の連打に対してはコンビネーションディフェンスも常に忘れない。
そしてリードパンチで相手の顔が跳ね上がったり、バランスを崩したり、疲れが見えたり弱気になっているのを確認したらすかさずコンビネーション1(ワンツー左フック右ストレート左アッパー右ストレ-ト)を打ってすぐに位置移動をする。

要は色んなリードから➡コンビネーション1➡位置移動を王道とし、それを貫くボクシングをまずは身に付けることだ。

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◎対象訓練
まずはコンビネーション1(ワンツー左フック右ストレート左アッパー右ストレート)と位置移動の練習をする。
お互いグロービングして、相方はワンは右拳で受けツーは左拳で受け左フックは右拳で受け右ストレートは左拳で受け左アッパーは右拳で受け右ストレートは左拳で受ける。素晴らしいブロック練習になる。
●コンビネーション1を打った後の位置移動
1.コンビネーション1からフォロー1(左サイドステップジャブ2発回りながら)
2.コンビネーション1からフォロー2(右ステップ右ストレート右スリップ右サイドステップ)
3.コンビネーション1から左ディフェンス(ブロック左スリップ左サイドステップ)
4.コンビネーション1から右ディフェンス(ブロック右スリップ右サイドステップ)
5.コンビネーション1から左先手(大きな左サイドステップ右ストレートワンツー)
6.コンビネーション1から右先手(大きな右ステップ右ストレートワンツー)
※番外編
相方が最初のワンツーをスリップでよけてもパンチが流れずに最後までコンビネーション1を追いかけて打てるように練習する。

リードとタイミングと目慣らしの練習
よけて打つからコンビネーション1を打った後位置移動
お互いグロービングして、相方が左ストレートをノーモーションのマックスで9回打つ。
順不同で下記9種類のパンチを返す。相方の右拳に打つ。ボディは相方が肘でブロックして受ける。今だと思う時に、又は相方の合図に合わせてコンビネーション1を打った後位置移動。
1.右パリー左ストレート
2.内ブロック左ストレート
3.右スリップ左ストレート
4.左スリップ左ストレート
5.右ステップ右ストレート
6.左スリップ左フック
7.右スリップ右ボディアッパー
8.左スリップ左ボディアッパー
9.左サイドステップ左ストレート
※苦手なものを優先して得意なものと同水準に出来るように努力する。

合わせからコンビネーション1を打った後位置移動
お互いグロービングして、相方が左ストレートをノーモーションのマックスで6回打つ。
順不同で下記6種類の相打ちのタイミングのパンチを返す。相方の右拳に打つ。ボディは相方が肘でブロックして受ける。今だと思う時に、又は相方の合図に合わせてコンビネーション1を打った後位置移動。
1.左ストレート合わせ
2.左ストレートボディ合わせ
3.右ストレート合わせ
4.右ストレートボディ合わせ
5.左フック合わせ
6.左フックで回る

打ってよけて打つからコンビネーション1を打った後位置移動
順不同で下記6種類の打ってよけて打つを実行する。相方の右拳に打つ。今だと思う時に、又は相方の合図に合わせてコンビネーション1を打った後位置移動。
1.左ストレート内ブロック左ストレート
2.左ストレート左スリップ左ストレート
3.左ストレート右スリップ左ストレート
4.左ワンツー
5.右ワンツー
6.左ストレート右パリー左ストレート

その他からコンビネーション1を打った後位置移動
1.ガード固めてジャブ5発
2.ガード固めて2発目当たる左ジャブ
3.左の各コンビネーション(例)
・左ストレート左フック左アッパー
・左フック顔左ボディアッパー
・左フック顔左ボディアッパーから左アッパー顔
・左フック顔左ボディアッパー2発から左フック顔

チーム徳では以上の練習を当分の間行います。
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写真は上中里コミュニティー会館での練習
試合中「ロープに詰める」と言う合言葉で始める攻撃。

まずは左スリップと右スリップを交互に大きく速く前進しながら行う。
両拳をテンプルにしっかりと当ててガードの上から打たれても慌てない。

スリップが小さいと相手のパンチがガードの上からでも当たるので調子づかしてしまう。

左スリップは相手の右拳の外、右スリップは左拳の外に頭部が出るように行い、相手が連打を打てないようにする。相手が上手かろうが強かろうがかみ合わないこの動きで強引に詰めて行く。

私の大学同期の選手は、この戦法で私がどうしても勝てないテクニシャンの後輩をいとも簡単に倒し、ヨネクラジムからプロデビューした4回戦の頃に当時の日本チャンピォンをスパーリングでグロッキーにしてストップした。

同じ土俵で技の応酬をして勝とうとしても、リーチやスタイルの違いでかなわないものはかなわない。ロープに詰めて相手の利点を潰すのが一番である。

ガード固めて大きく上体を振りながら相手の連打を「関係ない!ロープに詰める!」と念じながら前進する。その際打つパンチはコンビネーション3又はコンビネーション6。相手が勢いで下がるようにドーンドーンとボディを叩こう。上体を左右に振りながらのフックも有効である。左スリップから左フック右フック、右スリップから右フック左フック

ロープ際で回り込もうとしたら先回りしながらジグザグに左右に詰めて行く。
回り込むのを左に先回りして右ストレートボディから左フック
回り込むのを右に先回りして左ストレートボディから右フック

・ロープに詰めてコンビネーション2を3回転(18発)。相手がガード固めていたらコンビネーション6でガード崩して最後は全力のフック連打でフィニッシュ。全部で30発以上打つ事になる。毎日磨いて来たフィニッシュ連打に対して5~6発の反撃パンチを打つ程度の相手に負けるわけはない、覚悟が違うんだと言う信念が最大の武器になる。
相手はロープを背にしているうちはまだ良いが、完全に寄りかかってしまうと何も出来なくなる。押し込まれてバランスが完全に崩れた体制からは手打ちのパンチしか返せない。そうなるようにロープに詰めたい。



試合中は「先手ジャブから」、「内ブロックジャブから」とだけアドバイスすれば通じるようにする。

●先手ジャブから(~リード連打)
・左先手の足(前回説明済み)からジャブ5発~リード連打(左ストレート内ブロック左ストレート➡左ストレート左スリップ左ストレート➡左ストレート右スリップ左ストレート➡左ワンツー➡左サイドステップ回りながら左ストレート2発)

一気にリードパンチの手数で圧倒してペースを握る為に行う。

相手のパンチが返って来る来ないにかかわらず形として実行する。

左ストレート内ブロック左ストレートは、ガード固めてジャブを打つ間いつでも出来るようにする。
内ブロックとは?
左手のひらを外側に向けて肘は全て伸ばさずに少しだけ曲げて、左肩がテンプルにピタリとつくようにする。少しでもテンプルに隙間が有ると相手のパンチがねじ込まれる。右拳は左の肘の内側につけて右ひじは水平に上げる。これによって相手の右フックから左フック、右ストレートから左フック、左フックから右ストレート等をブロックする事が出来る。これにて相手の右クロス を恐れずに左のジャブ、ストレートをビシビシ決める事が出来る。
内ブロックは相手のパンチを上にはじくように使うと良い。

相手の的にならないようにスリップもサイドステップもしっかり行う。
左ストレートを打つ時とスリップの時もサイドステップの時も右のガードを鼻と顎にガッチリロックしながら行う。

「左ワンツー」(裏技)
10㎝程の左サイドステップと同時に左ストレートを打ち、追って右ストレートを打つ。左サイドステップをしながら左ストレートを打つので左ストレートは斜め右前に打つ事になる。左ストレートは相手の顔の位置確認の為に打つ役割が大きい。相手のワン(左ストレート)はこちらの右肩の上を通る事になる。そして相手のワンとツーの手の間を強烈な右ストレートがヒットする。
左サイドステップは斜めサイドステップではなく、真横にする。余り大きいサイドステップだと右ストレートが当てにくくなる。

最初の左先手の足(大きな左サイドステップ)から相手のバランスを崩したまま一気にジャブ5発、リード連打へと持って行く。そしてワンテンポおいて誘ってメインの左ワンツー(裏技)を決める。

右先手の足からも同じ事が出来るようにする。

●内ブロックジャブから(~コンビネーション4種)

相手を一気にロープに詰める為に行う。

・左ストレート内ブロック左ストレート~ジャブ5発から右合わせからのコンビネーション1
右合わせとは?
相手の左ストレート又は右ストレートに対して相打ちで放つパンチだが、右ストレートを打つと同時に自分のアゴの左側先端を左の胸につける。相手のパンチはこちらの右肩の上で空振り、こちらのパンチだけが当たるのだが、相手の突進力にこちらのパンチが正面衝突する強力なカウンターとなる。
 コンビネーション1とは?
ワンツー左フック右ストレート左アッパー右ストレート
ここではワンツーの代わりに右合わせを打ち後のパンチを続ける。

・左ストレート内ブロック左ストレート~ジャブ5発からステップインブロックコンビネーション1
ステップインブロックから最初のワンツーの踏み込みで1mは踏み込めるように練習しよう。ステップインブロックでおでこにあてた拳の高さからそのままワンツーを打つ。相手のパンチをステップインブロックして相手のパンチの引き際にコンビネーション1を決めるのがベスト。


・左ストレート内ブロック左ストレート~ジャブ5発からコンビネーション3
 コンビネーション3とは?
左フック(顔)左アッパー(ボディ)
両テンプルのガードを固めて左フックを打ち、両テンプルのガードを固めて左アッパーを打つので相手のパンチを受ける隙が無い。左フックを打つ前の左スリップと左アッパーを打つ前の左スリップは相手の右拳の外を確保して打つので安全
である。

・左ストレート内ブロック左ストレート~ジャブ5発からコンビネーション6
ジャブ5発で相手の上体を起こしておいてコンビネーション6に入る。
コンビネーション6とは?
右スリップ+ステップイン右アッパー(ボディ)左アッパー(ボディ)左フック右ストレート左フック(顔)左アッパー(ボディ)  
現在集中練習している「声に合わせた動き」5種類
●リズムから先手
●フォローから先手(4パターン)
●先手ジャブ(~リード連打)
●内ブロックジャブ(~コンビネーション4種)
●体振ってロープに詰める

今回はリズムから先手、フォローから先手を説明する。

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●「リズムから先手」

左先手➡左サイドステップから右ストレートワンツー
右先手➡右ステップから右ストレートワンツー

その場でリズムを使い交互に4回行う。
リズムから左先手~リズムから右先手~リズムから左先手~リズムから右先手

※ 左先手と右先手の左サイドステップと右ステップは特に大きく行い、相手の側面から攻撃する。
フォ ローの足と違って右ステップは相手の左足の横に踏み出し、左サイドステップも相手の右足の横に左足を踏み出す。相手が打とうとする前に常に先手を取らなければならないので、決断力、俊敏性を研ぎ澄まさなければならない。これが出来ると、自分よりも総合力が上と思える相手をも圧倒する事が出来る。

●「フォローから先手」

・まずはフォローの説明
フォロー(円の動き)には0,1,2,3と左ディフェンス、右ディフェンスが有る。
0➡ 左サイドステップ(大きく速く)※これをやるだけで 相手の打ち気をそらし、リセット効果がある。
1➡ 左サイドステップ(大 きく速く)からジャブ2発(ジャブは回りながら打つ)
2➡ 右ステップから右ストレート右スリップ右サイドステップ
※(右ステップは右足だけ20㎝横に踏み出して相手の左ストレートをかわす)
右ステップから右ストレートはKOパンチになるように磨く事。
(右ストレートの後の右スリップは大きく)
3➡ 左フックで回る(左フックで回るのは状況によって1回、2回と使い分ける)
※左サイドステップと左フックを同時に行う。
左サイドステップを左足の左側面 に力を入れて力が流れずにストッピング効果をつけて行うと、倒せるパンチになる。
左ディフェンス➡プレッシャー左スリップ左サイドステップ
右ディフェンス➡プレッシャー右スリップ右サイドステップ
※ディフェンスの動きを数字を数えながらリズミカルに行う。
相手の連打を落ち着いてさばくようにする。
(プレッシャーとは前方への両手ブロックを前足を踏み込むのと同時に行う事。
両手は拳を握って小さく強く相手のワンツーを しっかりブロック出来るように行う。
相手をロープに詰めた時に行うと正にプレッシャーを与える事になる。
プレッシャー を多用する事によって相手のノーモーションのストレートをブロック出来てもらわなくなるし、フェイントにもなり動きに機敏性を与える事になる。)

上記0を行ったらリズミカルに左回りを続ける。
1を 行ったらリズミカルに左回りを続ける。
2を行ったらリズミカルに右回りを続ける。
3を行ったらリズミカルに左回りを続ける。

1、2、3の順番と順不同でディフェンスも混ぜて繰り返し練習する。

●「フォローから先手」
フォローは先手を決める為に行う。フォローを行いながら先手のチャンスを伺うのは実戦では難しい。
予めパターンを決めておくのが賢明だ。
・1~2~3~右ディフェンス~左先手
・3~2~1~右先手
・0~0~2~左先手
・1~2~1~右先手

・左ディフェンス~右先手
・右ディフェンス~左先手