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チームトクボクシング教室の
「コンビネーション1のバリエーション」

 
すけさん、AtsushiTさん、遠藤さん、ムラズさん、いっしーさん、徳の6名。

「リード」の練習と「リード連打から裏技」「リードからの強打」を練習した後、寸止めマスを行った。

ヘッドギアとマウスピースをして「リード1本スパー」を行った。

相手のリード連打を落ち着いてブロック、スリップ、サイドステップ等でかわす動きが全般的に不足している。

鼻と顎にがっちりガードを固めるのはかなり良くなった。

最後に「7つのコンビネーション」の練習をする予定だったが、時間が足りないので「コンビネーション1のバリエーション」を練習して、ミット打ちをした。
リードとコンビネーション1のバリエーションだけで試合が出来るようにシャドーした。

今日は「リード連打から裏技」、「リードからの強打」、「コンビネーション1のバリエーション」と3つも新しいことを練習した。

●「リード連打から裏技」
リード連打~裏技~円の動き
・左ストレート内ブロック左ストレート~左ストレート左スリップ左ストレート~左ストレート右スリップ左ストレート~左ワンツー~左サイドステップジャブ2発
・左ストレート内ブロック左ストレート~左ストレート右スリップ左ストレート~左ストレート左スリップ左ストレート~右ワンツー~右スリップ右サイドステップ

メインは「左ワンツー」、「右ワンツー」である。この裏技を決める為に布石としてリード連打を打つ。裏技を決めたければその前にリードを沢山打たなければならないと言う課題をクリアする事によって、試合で大切なリードパンチが沢山出るようになる。

★「左ワンツー」
10㎝程の左サイドステップと同時に左ストレートを打ち、追って右ストレートを打つ。左サイドステップをしながら左ストレートを打つので左ストレートは斜め右前に打つ事になる。左ストレートは相手の顔の位置確認の為に打つ役割が大きい。相手のワン(左ストレート)はこちらの右肩の上を通る事になる。そして相手のワンとツーの手の間を強烈な右ストレートがヒットする。
左サイドステップは斜めサイドステップではなく、真横にする。余り大きいサイドステップだと右ストレートが当てにくくなる。

★「右ワンツー」
20㎝程の右ステップと同時に左ストレートを打ち、追って右ストレートを打つ。長身の選手が相手の外側から右ストレートを振り下ろす理想のパターン。右サイドステップではなく、右足だけを真横に出すステップ。「右ステップ右ストレート」のカウンターと一緒だが、右ステップの時に左ストレートを伸ばす分警戒はされない。左ストレートは次に打つ右ストレートが見えないように隠す目的で相手の左目を狙う。
相手の右ストレートを打たれる可能性も有るので「左ワンツー」と比較するとリスクが有る。

●「リードからの強打」
1.左ストレート内ブロック左ストレート から右ストレート合わせ左フック
右ストレート合わせとは相手の左ストレート又は右ストレートに対して相打ちで放つパンチだが、右ストレートを打つと同時に自分のアゴの左側先端を左の胸につける。相手のパンチはこちらの右肩の上で空振り、こちらのパンチだけが当たるのだが、相手の突進力にこちらのパンチが正面衝突する強力なカウンターとなる)
2.左ストレート右スリップ左ストレート から左フック左アッパーボディ
3.左ストレート左スリップ左ストレート から右ステップ右ストレート左フック
4.左ストレート合わせ から左フック左アッパーボディ、又は左フック右ストレート
5.左ストレートボディ合わせから右フック左フック

※右ストレートから左フック、 左フックから右ストレートは強打になるように常に磨く事。
基本カウンターとして打つが、時に自分から打っても良い。
この強打を決める為に必ず先に前記のリードを餌として打つ習慣を付ける。よって色んなリードがビシビシ出せるようになる。

●「コンビネーション1のバリエーション」
・右ストレート合わせ⇒左フック⇒右ストレート⇒左アッパー⇒右ストレート(ワンツーの代わりに右ストレート合わせ) 
・右ストレートボディ合わせ⇒左フック⇒右ストレート⇒左アッパー⇒右ストレート 
・左スリップ⇒左フック⇒右ストレート⇒左アッパー⇒右ストレート(ワンツーの代わりに左スリップ)
・右ステップ⇒右ストレート⇒左フック⇒右ストレート⇒左アッパー⇒右ストレート(ワンツーのワンの代わりに右ステップ)
・左フックで回ってワンツー⇒左フック⇒右ストレート⇒左アッパー⇒右ストレート
・ステップイン+ブロックからワンツー⇒左フック⇒右ストレート⇒左アッパー⇒右ストレート 
※毎回1発~2発打とうとする選手と、毎回5発~6発打とうとする選手が試合をすればその手数の差は明らかで、コンビネーション1のバリエーションはチャンスを作る為に打つ左の強いジャブ、ストレートと共に磨いて行けば実力向上間違い無し。パンチが当たらず空振りしても乱れずに続けられるようにシャドーとミットで磨く必要が有る。

次回は今回の復習とリードの連打だけでダウンを取る練習をします。

次回第329回ボクシング練習会は8/2(日)中十条1丁目高架下公園(児童遊園)で予定しています。

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