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チームトクボクシング教室の
見慣れない予期せぬパンチ

 
脇腹に打ったアッパーをそのままアゴに突き上げたマイク・タイソンのコンビネーションブローを見た時、驚いた日本のボクシングファンは相当数だったに違いない。それから日本の試合でもそのブローを使う選手を見かけるようになった。

もっと簡単な予期せぬパンチが有るはずだ。

例えば右ストレートの後やワンツーストレートの後に打つパンチは左フックが最も多く次に左アッパーだったりする。みんなそれが当たり前で慣れてしまっている。

ところが右ストレートの後に左ストレートを打つと逆ワンツーと言う珍しい攻撃となり、これが良く当たったりする。

ワンツーの後に左ストレートを打つのも良く、右ストレートの後の肩入れストレートになるので相手の顔をのけぞらすことが出来る。(
クリス・ジョン選手が良く使っていた)

特に長身の選手は、せっかくリーチが有るのにワンツーストレートの後に左フックを打って自ら距離を近づけるのはもったいない。
リーチを生かしたい時、やり慣れた相手を驚かしたり試合中盤に相手を翻弄したい時等、一つの方法として練習に取り入れてみよう。